終末のマリステラ 感想、レビュー 世界観と設定は良いんだけど・・・

高野千春「終末のマリステラ」(全4巻)の感想、レビューです。

「終末のマリステラ」の画像検索結果

物語の面白さ:B

キャラの魅力:D

雰囲気、世界観、設定:S

総評:C

あらすじ
宇宙は崩壊し、人類はわずかに残った大地で暮らしていた
旧世界の情報が溶け出し、混沌とした情報の海と化した大気が満ちる世界。
その海から飛来してくる有翼海洋生物の襲来に対抗するため、人類は旧世界の叡智を結集して生み出した、「天使」と呼ばれる少女たちに世界の未来を託した。

感想

表紙は頭の上に白い輪っかがあって羽根の生えた女の子が銃を持ってて、ファンタジー&ミリタリーな漫画っぽいのは予想してましたが、さらに複雑で独特なSFな感じの設定にはびっくりしました。

初っ端からいきなり戦闘開始で出撃していくのですが、「一体何と戦うんだろう?」と思っていたら、何やら複数の空飛ぶ物体が近づいてきました。

「相手も同じようや羽根の生えた女の子たちとかだったら結構キツそうだな。」と思ってたら、敵である飛行物体の正体は・・・・

「魚」

「鯉」の画像検索結果

でした。

どこからどう見ても・・・・・・「魚」でした。(天使のような羽根は生えてますけど)それもバカでかい。

「鯉」の画像検索結果

種類でいうと鯉に近い。バカでかい魚たちがデカい口開けて襲い掛かってきました

そんでもって、倒したら煮たり焼いたりして食べるのかと思いきや、まさかの速攻で石化という、なかなかに予想困難な設定。しかも、これが何やら大事な資源になるらしい。

そしたら今度はなんかイルカに羽根が生えたでかいのが出てきて(こいつはなんか特殊というか、敵というわけでもないらしい)女の子を取り込んだだと思ったらいきなり魚が地面から出てきて他の女の子を○○して、今度はゾロゾロとでかいカニが出てきて(羽根は生えてなかった)女の子たちを襲い始めて、なんとか逃げ帰ったと思ったらイルカに取り込まれた女の子が苦しみ始めだと思ったら○○して!?・・・

とまあ、その後も予想不可能の怒涛の展開が続いて面白かったですが、まずはこの作品の設定、世界観を受け止めていく必要がありますね。女の子たちは天使の羽根だけでなく、獣耳だったりエルフ耳だったりもしてますし。

なんか空飛ぶ戦う獣耳女の子達っていうと「ストライクウィッチーズ」を彷彿とさせますが、「終末」とついてるだけあって終末な世界観となっていてこっちの方がこんな風に↓硬派でシリアスな感じです。

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まあ、そんな感じで序盤の怒涛の展開と凝った世界観と設定は面白いなと思って4冊全部読んでみたんですが、結果的にはつまらなくはないんだけど・・・みたいな感じでちょっと惜しい作品だと思いました。

というのも話の展開がやたらとはやいと言うか唐突で、この作品の凝った世界観と設定を自分の中で噛み砕いて自分なりに理解する前に、またキャラに感情移入とかもする間も無く、さっさと話がどんどん進んじゃうんですよね。特に4巻は顕著。

最終的には「まあ、大体こんな話だっのね。」ってのは分かったんですが、細部のところ、あのキャラがどんな事を考えてあんな事をしてたのか?とかそこらへんはいまいちというか、ほとんど分かりませんでしたし、少しは分かっても感情移入出来るレベルにいかなかったです。

めちゃめちゃ与えられる情報量は多いですが、それらの説明が簡単すぎるもしくは少なすぎる

うーん、、、世界観と設定は「よく思いついたな。」って位の凝った面白いものであっただけに惜しいという気持ちが大きいです。

絵柄は結構好きだったんですけどね。

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キャラ

上で書いてるように、いずれのキャラにも感情移入出来るレベルに至っていないため、ここについては「書く事が思いつかない」というのが正直なところですね。

総評

何回も言ってますが、設定と世界観は良いと思いますが、それ以外の残念な点も目立つ惜しい作品でした。

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